Reform

『 リフォーム 』・リノベーションとの違いは?

『リフォーム』とはどのような内容なのかを、簡単にご説明いたします。
現在お住まいの建築物には、必ず経年劣化からの傷みが生じて参ります。
即ち傷んだ建築材料を撤去して新しいものに交換することを言います。
主要構造部を解体して作り変えることはありません。
例えばキッチン、洗面、ユニットバス、トイレなどの設備交換はリフォームになります。 お家の間取り変更が伴わない工事を、リフォームと考えて頂ければ分かりやすいです。

リフォームの定義がご理解できましたら、『リノベーション』も分かり易くなります。
主要構造部を含む間取り変更が伴う、各お部屋を新しく間仕切し直すのがリノベーションになります。建物の外形は変わらず、室内の間取りを変更する場合です。

建物の外形も変わり、大きく間取り変更され面積が増えると増改築工事、又、逆に小さくする場合は減改築工事になります。
リフォーム
ここで注意して頂きたいポイントは、
建物の主要構造部を含む間仕切変更が「あるのか・ないのか」になります!

主要構造部とは、お家の耐力に関わる部分で、耐震に対する影響が出て参ります。
耐震等級3の認定住宅の場合、安易に間取りを変更してしまいますと認定が取り消されてしまう事に繋がり、税制面の控除も受けれなくなります。建物の構造計算書は修正できませんので、特に注意が必要です。

E-HOUSEの注文住宅商品は、地震や台風などの災害に強い家づくりをしています。
どこの住宅会社でも良く聞かれますのが、耐震性能等級3「相当」という言葉です。
「相当」というのは、耐震等級3基準の構造計算がされていない事から認定も受けられません。即ち耐震性はかなり劣ります。
長期優良の認定住宅としましても重要な部分になりますが、柱の本数や構造筋交いの体積が1.3倍以上も違って参ります。
体積が多ければ地震に強くて単価は高くなります。ここは、ご家族全員の命のリスク軽減に必要最低限の基準だと考えます。
長期優良の認定住宅は、税制面でも控除を受けていたり重要ですし、
柱本数や筋交い、耐震金物の性能が違います。構造計算的にも非常に重要なポイントです!
これからリノベーションをご計画される場合は、構造計算に精通している新築工事業者をおススメします。

当社は、創業から50年以上、新築工事を含め総合建築事業を展開してきました。
いわゆる「建築のプロ集団」です。
豊富な経験に基づき、お客様のお困りごとの解消やご希望を叶えるためのご提案をいたします。

リフォームの種類

1. リフォーム

リフォーム
主要構造部は触らない間仕切り変更が伴わない工事で、傷んだ部分のみを交換します。
特 徴
  • 工事範囲が制限されますので、工事費用を比較的抑えることができます。
  • 建築確認の許可証が不要なので、工事期間が短くて済みます。

2. リノベーション

リノベーション
主要構造部を含む間仕切り変更が伴う工事で、居住空間を一新させます。
特 徴
  • ご家族のライフスタイルに合った雰囲気を演出できます。
  • お子さまの成長に合わせたお家づくりができます。
  • 主要構造部を変更する場合は、建築確認の許可証が必要になります。

3. 増減改築

リノベーション
外観イメージを含めて見た目が一新します。建物外形が変わりますと外構も変わります。
特 徴
  • 居住空間の延床面積を増やしたり、減らしたり変化させる事ができます。
  • 外観全面変更ですと、見た目は新築になります。
  • 建築確認の許可証が必要になります。

リフォーム工事にかかる費用はいくらですか?

建物の主要構造部を含む間仕切変更が「あるのか・ないのか」、かかる費用は大きく異なって参りますし、
又、どの構造物をどのように工事するか、その工事面積によっても大きく変動します。
下記は、一般的なご予算の目安になります。
工事種類
参考ご予算範囲 (税抜き)
リフォーム
5万円〜1200万円
リノベーション
(工事床面積80㎡)
700万円〜1800万円
増改築/減築
(工事床面積80㎡)
1300万円〜2500万円

2025年の建築基準法改正により、「新2号建築物」に該当する建築物の大規模修繕や模様替え、いわゆるスケルトンリフォームについても、建築確認申請が必要になります。

大規模修繕や大規模模様替えを行う場合、つまり、主要構造部(壁、柱、床、梁、屋根、階段)の50%を超える修繕工事等を行う場合は、建築確認申請が必要となることが決まりましたので、今回の改正では、以下の工事にも申請が必要となります。

屋根の葺き替え / 外壁の張り替え / 階段の架け替えや位置の変更 / 間取りの変更等(主要構造部壁、柱、床、梁、屋根、階段の50%を超える)が含まれます。

ご予算の目安範囲は、工事面積によって異なりますので、現場の確認をさせて頂き、リフォームのご提案とお見積りをさせて頂きます。

又、お見積り時の単価は単位により異なります。床面の1平方メートルあたりとは、1メートル×1メートルの正方形面積です。この場合の床面積は 1 m2(ヘイベイ)になります。

構造物ですと高さもあります。床面の1平方メートル、高さ1メートルになりますと、単位が変わり m3(リュウベイ)になります。この場合の体積は 1 m3(リュウベイ)です。

尚、お客さまにお選び頂きます設備機器の価格差もありますので、ご予算の目安範囲も大きく異なって参ります。左のご予算範囲は、あくまで参考ご予算としてご覧ください。

一方、小規模な工事については、建築確認申請が不要となります。畳からフローリングへの変更、キッチンや浴室の更新、壁紙の張り替え等がこれに該当します。ただし、修繕や模様替えにおいても、省エネルギー性能や耐震性能の確保が求められるため、それらの点に注意が必要です。

大規模修繕や模様替えについては、建築確認の必要性があるため、建築士や建築設計事務所に相談し、適切な設計や申請手続きを行うことが重要です。また、確認申請手続きには、申請費用や審査期間がかかることがあるため、従来よりも工事開始までに時間を要することになります。

当社の新築工事、リフォーム工事の請負は、創業から50年以上の信頼、実績、技術と、お見積り金額の透明性からこれまでのオーナーさまから評価を頂いております。これからのお客さまにもご安心頂けますので、先ずはご相談くださいね!